わたしたちは、日々、あたりまえのように
空気を吸って吐いて生きている。
あたりまえすぎて、呼吸をしていることにも気づかないくらい。
あれもこれも!あぁやらなきゃ!と、
やることがたくさんあったり、
急がなくちゃ!とか
がんばらなくちゃ!とか
締め切りーーーウォーーーー!とか
自然とに力が入っている。
先のことを考えて、不安なとき、
憂鬱になったりするとき
目の前や目に見えない緊張や、嫌な気持ちのとき、
満員電車に乗るとき、空気を読んだりしているとき、張り付いた笑顔をしているとき、
手のひらはじんわり汗をかいていたり
体は少しこわばっている。
自分の気持ちに蓋をして、
それが当たり前の日常になると
気づいた時には自立神経がぶっ壊れて、
交感神経と副交感神経のスイッチングができなくなっていて、
ずっとスイッチはONのまま。
副交感神経のスイッチが入らないとオフれない。
力を抜くことが全くできなくなってしまう。
リラックスしているつもりでも、
例えば、誰かに
「はーい。力を抜いてくださーい。」と言われて
力を抜いているつもりでもがっちがちに固まったまま。
そうすると、眠れなくなったり、偏頭痛がしたり。
頭は孫悟空の頭の輪っかをはめられたようになっている。
もちろん、自分では気づかない。
副交感神経のスイッチが自動的に入らないと、
ホルモンの分泌(バランス)が悪くなり、免疫力が落ちる。
免疫力が落ちるとアレルギー症状がでてくる。
体のあちこちにが出てきて強制終了が入って初めて気づく。
がんばりやさんは、だいたい肩に力が入っていて、呼吸が浅くなっている。
首や肩の筋肉を使った浅くて速い呼吸をしている人がとても多い。
酸素を取り込む効率が悪くなるし、息が切れる。
息が切れると、さらに浅くて速い呼吸の原因となって疲れやすい。
浅い呼吸は、血管中の酸素が不足する。
脳の神経細胞は、筋肉細胞の20倍の酸素が必要だと言われていて
酸素を最も必要とする脳にダメージがくる。
酸素不足で内臓の機能も低下する。肋骨も下がるし、胃にもくる。
末端まで血液が送れないと、冷え性になる。
呼吸が浅くなると声もうわずってくるように思う。
浅い呼吸は脳や自律神経に直結。
ストレスもますます増幅してゆく。
ストレスを感じたら大きく深呼吸。
「吸って吐く」から「吐いて吸う」。息を全部吐ききってから吸う。
目を閉じて、心を落ち着けるための深呼吸。
体が不調なときにも、寝る前にも。
嫌なことがあったら深呼吸。
意識して息を整えることで、心身の状態をコントロールする。
集合意識に巻き込まれやすい人もぜひ。
呼吸を整える
リラックスしてー力を抜いてくださーい!と言っても力が抜けないので、
寝る前とか、寝っ転がることがおすすめです。
1. 夜寝る前など:目を閉じて仰向けに寝ます。
(移動中などは、目を閉じて背筋を伸ばして、グッと肩甲骨を寄せて胸を開き、肩幅に足を開きます。)
2. 手はお腹の上へ重ねます。
2. ゆっくりと口から息を吐きます。(最初の目安は10秒かけて吐く)
体の中の空気をすべて外に出す感じで。ゆっくり時間をかけて息を吐き切ります。
(お腹が徐々に引っ込むように吐いてゆく)
はい。力を抜いてー
3. 吐き切ったところで一回息を止めます。(最初の目安は10秒)
お腹にグッと力が入ります。
4. 舌を上の前歯の裏につけるようにして鼻からゆーっくり、深く息を吸います。(最初の目安は10秒)お腹が膨らみます。
この呼吸を繰り返します。
繰り返していくほど、吸った時間の倍くらい吐く時間が長くなっていくと◎
ゆっくり無になるイメージで。
(片方の鼻を指で押さえながらすると、呼吸を意識しやすくなります)
毎日10 セット絶対ヤルゾーーー!
とか火のサイン多めな人が言いがちですが!
ルーティーンにすることは交感神経のお仕事です。w
「気持ちいい〜」と自分の体を喜ばせてあげる方がやりたくなります。
体の声が聞けてたら、自律神経はぶっ壊れません。心と体はひとつです。
まずは自分の体を自分が喜ばせてあげることから。
自分の最大の味方は自分です。自分ケアは自分応援団。
どこが痛いの?今日は頑張ったね!あぁここが固まってる!
なんて自分にかまってあげるとインチャも癒されてゆきますよ。
ダラーっと脱力できる時間を作れるようになると
自律神経のスイッチングがスムーズになり
心の安定にもつながりますよー。
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